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コミティア98お疲れ様でしたー。……あとハロウィン。

 おせーよホセ。

 あとトリック・オア・トリート。おせーよホセ。

 コミティア98もお疲れ様でした。おせーy いやこれはまだ遅くないと思う。

 何やかんやでコミティアにはこれで通算で一年間続けて出た事になりやした。感慨深いけどその間に出した本が、三冊って。三冊って。
 その内の一冊とか俺が何もしてないコピ本ですしね。

 出来れば折角だしコミティアにはこのまま100まで出続けたいところですが、流石に無理くせぇ。
 特に冬ね。冬がね。

 コピ本でも作るかどうか……ねーな。

 それと数日前に当落結果が出ました冬コミですが、今回は『矛盾でふらぐ。』は申し込んでませんので冬には何もしないです。何もしたくないです。年末は平和に過ごすんだ……。

 前の日記で言っていたギャグっぽいものですが、罰ゲームはチャイナ服でを載せました。
 内容はタイトル通り。チャイナ服。チャイナ。メインチャイナ。あとは語るまい。

 今年はもうイベント関係は何も無いんで、あとはゆったり年越しまでを過ごすのみです。ちらほら何か短編書いてもいいな。と、いうのは余りにも死亡フラグなので立てる前に折っておいて。

 次に紫陽花の色は定まらないの下巻を出す時は宜しくお願いします。
 あ、ハロウィンは解りにくいですけど、ツイートボタンの下にリンクあります。

「何やってるんだ簓木?」
 簓木に呼ばれて生徒会室に行くと、彼女は中で新聞紙を広げて南瓜に何かしていた。
「あぁ、来てくれたのね槻木君。今夜のハロウィンの準備よ、トリック・オア・トリート」
「お菓子なんか持ってないぞ僕は。その準備の手伝いをさせる為に呼んだのか」
「年に一度のイベントなんだから少しぐらい楽しむ姿勢を見せてもいいじゃない」
 言いながら、彼女は南瓜をジャック・オ・ランタンの形にくり貫いて行く。
「別にそんなの家で楽しめばいいじゃないか」
「言ったでしょ、年に一度のイベントだって。校内を盛り上げのも生徒会の役目よ」
「だったら生徒会の役員にやらせればいいじゃないか」
 既に出来上がったランタンを一つ手に取り僕はしげしげと眺める。南瓜だけじゃなく、蕪のランタンまで用意してあるのが妙に細かい。
「他の皆には体育館の飾りをやってもらってるわ。あと、体育館でのハロウィンイベントの為の先生方への打ち合わせね」
「それで一人で黙々と南瓜を彫っているのか」
 端に寄せられた南瓜の屑が山の様になっている。何だか勿体無く見えるが、こういう南瓜はそもそも食用に使えるのだろうか? じっと南瓜の屑を見ていた僕に簓木が言う。
「あぁ、その屑はあとでお菓子にするわよ。流石に捨てちゃうのは気が引けるしね」
「へー、これ食べられるのか」
 まぁね、と南瓜に突き刺していたナイフを置いて、簓木は新たな南瓜を手に取る。
「それで、槻木君にもランタンを手伝ってほしいんだけどいいかしら」
「嫌だなぁ、面倒臭い……」
「釣れないわねぇ……じゃ、しょうがないわ」
 あっさりと身を引いた簓木に、珍しいと思っていると急に後頭部に衝撃が走った。
 そのまま突然の痛みと同じ様に鈍くなっていく意識。
 ――な。
 何を、されたんだ……?
 その場に倒れてどうにか身体を仰向けにすると、すぐに原因は解った。
「さ、簓木……」
 簓木が手に持っていた南瓜で、僕の頭を殴りつけて微笑っていた。
「言ったわよね、トリック・オア・トリート――お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ」
 彼女はそのまま不敵に笑いながら続ける。
「だから、悪戯させて貰うわね槻木君。ランタンの手伝いをして貰いたいからね――」
 彼女の微笑む声を聞いて、そのまま僕の意識は落ちた。

 …………。
 ん……あれからどうなったんだ?
 辺りを見回すが、真っ暗で何も見えない。手足を動かそうとするが、これまた動かす事が出来ずに、首から上も十分に動かす事が出来ない。
 夢なのだろうか? そう一瞬思ったが、初めはぼんやりとしていた意識がはっきりとしてくると、すぐに自分が今拘束されて暗闇の中に居る事が解った。体感的には簀巻きか何かにされてでもいるのだろうか、直立の状態で頭には何か被されている様で頭を動かせる範囲も限定されている。
「何だ、この状況……」
 まさか、あの時会っていた簓木はオルガノンに敵対する能力者で僕は騙されて捕まったのだろうか。いやしかし、それには先ず簓木の張っている網を通り抜けないと出来ないだろうから、ほぼ有り得ない。
 となると、残った可能性は――
“やっほー、槻木君。居心地は如何?”
「やっぱり君か! 今どうなっているんだ、嫌がらせにしても度が過ぎているぞ!!」
 怒鳴りつけると、帰ってきたのは簓木の噛み殺した、くぐもった笑い声だけだった。これで僕は何かを被されていて、簓木が目の前で嘲笑している事がはっきりした。
 全部簓木の悪戯という事だ。僕を生徒会室に呼んで、ハロウィンの話をしたのもこれが目的だったという訳か!!
「ここは何処でどうなっていて、どういうつもりなのか説明しろ!!」
“いいわよ”
 と、存外にあっさりと彼女は言った。
“今槻木君が居るのは高校のグラウンド”
「グラウンド……?」
“正確にはグラウンドに首だけ出して埋めてあるわ”
「おい!!」
“で、頭にはランタンに仕立てた南瓜を被せてあるの。だから見た目的にはグラウンドに南瓜が置いてある様にしか見えないわ。流石だわ私、完璧な見た目だわ”
「まるで意味が解らないぞ?!」
“あ、そのランタンは特別製で、人が通ると中に電気が点く様になっているわ、こんな風に”
 言うと、簓木がその電気を点けたのか視界が明るくなった。
 視界は黄色一色。
 間違い無く南瓜の内部だった。
「…………」
 阿呆か。
 状況に対する素直な感想だった。
“で、槻木君にはこれからハロウィンが終わるまで、ここを人が通る度に『トリック・オア・トリート!』って叫んで欲しいの。終日までそれが出来たら解放してあげるわ”
「ふ、巫山戯るな!!」
“大真面目よ!!”
 怒られた。理不尽。
“因みに、貴方がサボってないかどうかはちゃんと隠しカメラで撮影してるから、もしもサボりが判明したら放置するからそのつもりでね。あ、水は南瓜の中にストローがあるからそこから飲めるから、喉が渇いて声が出なくなっても潤せるから心配しないでねー”
「あ、おいちょっと待て。本気か?! 本気で置いていくのか?! 簓木? おい答えろ簓木? 簓木さーん!!」
 ……やべぇ。
 マジだこれ。
 やらなきゃワンチャン死ぬぞ僕。
 不安で死にそうになっていると、南瓜の中が明るくなった。誰か来た様だ。うわ、不味い。言わないと、どんなに阿呆らしくても言わないと!
「と、トリック・オア・トリート!!」



※以下、下ネタですかねこれ

「とりっく・あんど・とりーと、真麻君」
「……どうしたの佐渡さんその恰好」
 突然ぼくの家に訪れた佐渡さん(住所教えてない)は、何故か三角帽子にマント、それに杖という出立ちだった。
「何って、ハロウィンだから魔女よ。魔女っ娘」
「あぁ、うん。そうだね。でもまだ夕方なんだけど」
「恋人の為に魔女っ娘コスを一刻も早く見せたいというカノジョの意気をどうして汲み取れないのかしら貴方は。愚図」
「あ、ごめんなさい」
 もう慣れた。
「だから、とりっく・あんど・とりーと」
「気になってたんだけど、それ間違ってるよね? 『トリック・オア・トリート』じゃないの?」
「いいえ。私にはこれで合っているわ」
「え? だって――」
「鈍いわね、言葉の通りよ。つまり」
「つまり?」
 佐渡さんは、すっと息を吸い込みぼくの目を見て言った。
「“お菓子をくれても悪戯するぞ”」
「悪戯したいだけじゃないですか!!」
「何を勘違いしているの真麻君。ハロウィンは世代毎に過ごし方が変わっていくものよ」
「何それ初耳だよぼくは」
「全く、本当にどう仕様も無い頭をしているのね。蛆が湧いてても、もう少しまともな思考能力がある筈よ」
 それ死体じゃん。
 せめてハロウィンらしくカボチャから引用すればいいのに。何でゾンビ的な表現。
「いいかしら? 主に中学生までの幼い部類に入る十代前半の人間はお菓子を貰う側、そして二十代後半の大人と呼ばれる人間はお菓子を渡す側に入るわ。ここまでは慣例的なハロウィンの『トリック・オア・トリート』に即しているわ」
「あ、まぁ、うん。そうだね」
 というか、それ以外にこのイベントの意味は無いんじゃ。
「ところがここで現れる疑問が一つ。十代後半から二十代前半という、ハロウィンからは溢れる中途半端な世代の人間が居るわ。彼等はどうやって過ごせばいいのかしら?」
「別に無関心に過ごせばいいんじゃ――ふぐっぁ?!」
 殴られた。杖で殴られた! 綺麗に鳩尾に入った……! あ、吐きそう。
「駄目ね。全然駄目よ。お菓子をあげる側と渡す側、ここまで別れたのならあとは残されたのは一つだけ」
「と……い、言いますと?」
 無論、悪戯よ――と、普段表情を変えない佐渡さんは珍しく、少し誇らしげっぽく言う。
「私達十代後半から社会に出る前の人間は、どちらにも属さない。つまり、お菓子を貰い、渡す権利と、悪戯をする両方の権利を有する、謂わば最強の立ち位置にあるのよ」
「えっと、その要するに……?」
「合法的に悪戯が赦される」
「拡大解釈過ぎる! 何その犯罪臭のする理論!!」
「だから言ってるじゃない、悪戯するのよ。性的な」
「性的な?!」
「当然の帰結よ。想像してみなさい。若いカップルの二人のハロウィンの過ごし方を。ここで仮にカレシを『太郎』、カノジョを『花子』としましょう」


花子:太郎君! トリック・オア・トリート!!
太郎:うわっ! 花子か、吃驚したなぁ。そう言えば、今日はハロウィンだったっけ。
花子:そうよ、だからトリック・オア・トリート! お菓子をくれなきゃ悪戯するゾ!!
太郎:う~ん、でも困ったなぁ。生憎、今あげられる様なお菓子を持ってないんだ。
花子:えー!! それじゃあ……悪戯するしかないじゃない!!
太郎:う、悪戯されちゃうのは困るなぁ。困るから――こっちから悪戯してやる!!
花子:え……あ、ちょっと待って! 太郎くん……っぁ……そこは……ぁ……駄目、だよぅ……


「こうして済し崩しにベッドに押し倒して以下略よ」
「くっ……!!」
 何故か克明に想像出来たリア充バカップルの様子に思わず壁を殴ってしまった。
 そこでぼくはふと疑問を抱く。
「え、でもちょっと待って佐渡さん。佐渡さんも今日は悪戯しに来たって事は……」
 思い至った可能性に、ふと期待が鎌首をもたげる。
「そうね、悪戯しに来たわ。“性的”な」
「え、えええ、いやいやだってそんな突然!」
 とか言いつつ、内心は振って湧いたラッキーイベントフラグの発生にガッツポーズをするぼく。男の子だもの。
「安心して。今日真麻君の家に誰も居ない事は調べ済みよ」
「嬉しい様な怖い様な!!」
 何だかんだで緊張してきたけど、いい流れじゃないですか!!
「だから、折角の機会だと思って真麻君の【検閲削除】を【検閲削除】する悪戯をしようと思って来たのよ」
 ……ん?
「今、何と?」
「【検閲削除】を【検閲削除】するって言ったのよ。私の言葉を聞き漏らすなんていい度胸ね」
「性的な悪戯ってそういう事かよ!!」
「道具も揃えたから安心していいわ」
「待って待って! 佐渡さん、話合えば解るから!! だからそんな【検閲削除】な道具はしまって、普通にご飯食べにとか行こうよ!? ね?! 恋人らしくさ!!」
「とりっく・あんど・とりーと。お菓子は無いのね、残念」
「ちょ、まっ、助けてぇえええええええええええええええ」

 アーッ!

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